OZEKI 発酵ラボ

美容 2020年12月18日

美容好きがハマる!?今流行りの酒粕パックを使ってみた

最近SNSでよく目にするスキンケアアイテム「酒粕パック」。いろんな会社から商品として発売され、美容好きの間でも話題になっているようです。そこで今回は、実際にどんな効果が期待できるのか、酒粕パックについていろいろ調査してみました。

酒粕パックってどういうもの?

そもそも酒粕とは、日本酒づくりの過程でできる「もろみ」をしぼった後の「かす」のこと。液体部分はお酒になり、残った固形部分が「酒粕」になります。いわば日本酒の副産物。ビタミンB群やアミノ酸といった栄養素が豊富で、甘酒の原料としてもよく知られていますよね。実は酒粕には、美容成分も多く含まれているんです。例えば、お肌の必須成分であり、うるおいを保ちキメを整える役割があるセラミドはその代表例です。そんな酒粕を使ったパックは、素材をそのままというより、酒粕から抽出されたエキスを使った洗い流すタイプが主流の様子。効果について、美肌への意欲が高い人たちの間でじわじわと口コミが広がっているようなのです。

大関の酒粕パック、効果的な使い方

大関にも酒粕パックがあります

大関でも『蔵元発 灘 純米酒と酒粕配合パック』という酒粕パックを販売しています。「あの大関で化粧品?」と驚きの声が聞こえてきそうですが、実は日本酒づくりの技術を活かし、20年以上前から化粧品を販売しているのです。大関の「純米酒」と「酒粕」がダブルで配合されている贅沢な酒粕パック。実際使ってみるとどうなのか、今回5人のモニターさんに商品を試していただきました!

押さえておきたい使い方

パックをする前に、使い方のポイントを担当者に聞いてみました。「お肌に合うかどうか気になる方は、事前にパッチテストを」。目立たない場所に少量塗り、様子を見た上で問題がなければ「洗顔後の水気を拭きとり、目と口のまわりを避けて顔全体にムラなく塗ってください」とのこと。そのまま置くこと5~10分。「しっかりパックする分、洗い流す時はぬるま湯で30回程度すすぐ必要があります」。ちょっと手間かもしれませんが、お肌のためだと思えばがんばれそうですよね。使用頻度としては週2~3回、髪につくことがあるので、入浴の際にパックすることがおすすめだといいます。