OZEKI 発酵ラボ

みんなのギモン 2021年4月5日

日本酒のラベルには、どんなことが書いてあるの?

日本酒をお店で購入する際、ラベルをじっくり見たことはありますか? 実はラベルにはお好みの日本酒を選ぶヒントが書かれているんです。そこで今回は、「日本酒のラベルには、どんなことが書いてあるの?」というギモンにお答えしていきます。知っておくと役に立つ情報ですので、日本酒を選ぶ際の参考にしてくださいね。

ラベルは日本酒の履歴書

日本酒のラベルは、日本酒の種類や味を知るヒントが書かれている、いわば「お酒の履歴書」。どんなヒントが書かれているのか、早速ラベル(履歴書)を見ていきましょう。

ラベルの正面は日本酒の顔

今回は大関を代表する商品の1つ、『辛丹波』を例として説明していきます。右下に①「日本酒」と書いてありますね。これはお酒の種類の品目を表し、酒税法等関係法令によってラベル表示することが義務付けられている項目です。原材料、製造工程、アルコール分22度未満など、酒税法で定められている定義を満たす商品が「清酒」。そして清酒の中でも、国産米のみを使用し、国内で造られたお酒にだけ許されている表記が「日本酒」です。日本酒と表記されている『辛丹波』は、「日本生まれ、日本育ちのお酒です」と紹介していることになります。