OZEKI 発酵ラボ

健康 2020年11月10日

発酵食品は、なぜ体にいいの?

「発酵食品」が体に良い理由

先程も日本酒の発酵に関する話に触れましたが、主な発酵食品といえば、米からは日本酒やみりんや酢。大豆から味噌・醤油・納豆。牛乳からはチーズ。麦からはビール。パンも酵母を使うので発酵食品に分類されることもありますね。野菜を乳酸発酵させたものが漬物。魚ベースだと、鰹節も発酵食品になります。

そんな発酵食品が体に良いと注目されている理由は、発酵食品に含まれるいろんな栄養素が体に良い影響を及ぼすことが、近年の科学の発達から解明されてきたからです。
例えば酒粕の場合、レジスタントプロテインと言われるタンパク質が、人間の体内に入って腸に届くと、それが食物繊維のように腸内環境を整え人の体にいい働きをするということがわかってきています。

「ひとつの特徴的な成分が○○に効く」という話題が注目されることも多い一方、多くの成分をバランスよく含んでいることも、発酵食品の特長です。先程例に挙げた酒粕には、米・米麹・酵母由来のビタミンB群や有機酸、アミノ酸、ペプチド、葉酸などの体に大切な栄養素もバランスよく含まれています。

まとめ

身体に大切な栄養素が数多く含まれている発酵食品。日常でもバランスよく、上手に取り入れたいですね。
大関では、発酵食品である甘酒の、うま味やコク、風味の良さを活かした料理やスイーツのレシピを掲載しています。
日々の体調管理に、ぜひご活用ください。