健康 2020年3月31日
女優さんにも話題の健康法!?日本酒風呂でキレイ&健康
日々美しさを追求する有名女優さんたちの間で、以前から話題になっている健康法。それは、入浴剤としてお風呂に日本酒を入れる日本酒風呂です。でも、本当に日本酒風呂で美活&健活ができるのか、気になるところですよね。
この記事では、日本酒風呂がどうして美肌や健康によいのか、その効果や入浴法などをお伝えします。冷えに悩む方や美肌をめざす女性はぜひお試しください!
目次
日本酒は飲むだけではなく、入浴剤としても使えるということをご存知でしたか?日本酒風呂とは、お風呂に日本酒を入れるだけの簡単入浴法です。実は有名女優さんたちも実践していると噂の日本酒風呂。入浴すればちょっと贅沢気分も味わいつつ、ぬくぬくしっとりを実感できるかもしれません。
いつも使っている入浴剤が切れた場合や、飲み残しの日本酒が余っているなら、日本酒風呂で美活・健活を始めてみませんか。
日本酒風呂というと、日本酒を飲むことが好きな方のもの? と思うかもしれませんが、美容や健康に興味を持つ女性の方にこそおすすめです。
例えば、乾燥肌の方や冷え性の方は、日本酒風呂を一度お試しください。入浴することによって、日本酒の成分が持つ作用を感じることができるかもしれません。
日本酒の成分が持つ作用のひとつが、保湿効果です。日本酒に豊富に含まれているアミノ酸は、たんぱく質の原料であり、お肌の角質層に含まれるうるおいの素・天然保湿因子(NMF)の主成分。しっとり肌へと導いてくれます。日本酒の発酵時に発生するα-EG(アルファ-イージー)という成分も、保湿効果があることが確認されました。
また、日本酒に含まれるフルーツ酸は、古くなった角質や汚れを取り除いてくれます。さらに冷えやすい方は、日本酒風呂の温浴効果による入浴後のぬくぬく状態を感じてみましょう。
清酒や純米酒、純米大吟醸など様々な種類がある日本酒。では、日本酒風呂におすすめの種類はあるのでしょうか。
一番のおすすめは、米と米こうじを原材料とする純米酒です。美肌効果が期待できるアミノ酸やα-EGが一番多く含まれているため、その効果を実感できるのだとか。純米酒であれば、低価格なものでもOK。ご自宅に純米酒がない場合は、そのほかの日本酒でもお使いいただけます。
実際に清酒で日本酒風呂を試してみたという女性によると、「普段のお風呂より、入浴後のほかほか感が続いていたように感じます。しっとり感もいつもよりあったようで、入浴後すぐ全身にクリームを塗らなくても大丈夫でした」とのこと。
本格的な日本酒風呂を体感したい方は、飲み残しや開封済みの純米酒を。とりあえず試してみたいという方は、お手持ちの日本酒から始めてみてはいかがでしょうか。
それでは早速、日本酒風呂の実践です。気になる日本酒の量やお湯の温度、入浴頻度などをお伝えします。
【入浴手順】
1 入浴前にまずは体を洗浄
日本酒風呂をできるだけ体感したいなら、髪の毛も含めて、全身の汚れを落としてからの入浴がおすすめです。
2 最適なお湯の温度と日本酒量
お湯の温度は38~40℃程度にしましょう。熱すぎると、のぼせやすくなるかもしれません。日本酒の量は、一般家庭の湯船の場合で200ml(コップ1杯)から試されることをおすすめします。
3 入浴時間の目安
お風呂に日本酒を入れたら、しっかりかき混ぜます。10~15分が入浴時間の目安です。のぼせたり、熱さを感じたりしたら、無理せず湯船から出るようにしてください。
4 入浴後のケア
入浴後、日本酒効果のうるおいを感じるためには、シャワーで全身を洗い流すことは避けましょう。ただし、塩分が含まれる料理酒を使った場合はシャワーで洗い流してください。
日本酒風呂の入浴頻度は、1週間に1回程度、週末や休日前のスペシャルケアとして始めることをおすすめします。
日本酒風呂について、その効果や入り方などをお届けしてきましたが、最後に注意事項についてお伝えします。
入浴後はお湯を流しましょう。というのも、日本酒風呂は体の汚れを落とし、その汚れがお湯に溶け込んでいるからです。残り湯を洗濯に使うことや追い焚きも避けてください。家族で日本酒風呂を楽しみたい場合は、日替わりで最後の方が楽しむなど工夫することをおすすめします。
日本酒風呂では、湯気とともにアルコールが立ち昇ります。吸い込むことで酔うこともあるため、小さなお子さまや妊婦の方、アルコールに弱い方は入浴しないようにしましょう。持病がある方やお肌が弱い方も、入浴を避けてください。アルコールの刺激を感じる場合があります。
女優さんも実践しているという日本酒風呂。飲むのが好きという方も、興味はあるものの飲むのは…という方も、週1回から試してみてはいかがでしょうか。入浴の仕方を参考に、少量の日本酒から始めて実感を得られたら、注意点に気をつけながら継続していきましょう。